冬の楽しみ
暖かい冬の日が続いていましたけれど
高尾山もここのところ
冬らしい寒い日が続いています。
広葉樹は葉を落としていて
冬の澄んだ空気の中
森が遠くまで見通せます。
だから、野鳥たちの観察には
冬がいちばん。
あと日没後30分きっかりに
巣穴から出てくる
ムササビの観察も、葉の少ない
冬の時期がおすすめ。
幹をワイルドに登って滑空する
ムササビが丸見えです。
そして今の葉が落ちている時期、
葉を落とした木の枝の
葉がついていた部分も
よく見ると面白いです。
写真は、クルミの葉痕(ようこん)。
羊の顔のような、小人の顔のような。
目や鼻に見える部分は
葉っぱと茎を結ぶ、
水分や栄養の通り道だったところ。
ルーペ(虫メガネ)で見ると
ひとつひとつが味わい深く
かわいくておかしくて、
見飽きません。