代掻き
高尾山の自然の話しではなくて
今回も田んぼのお話し。
田起こしの次には代掻きという作業をします。
田んぼに川からの水を入れて、
土と水を混ぜてドロドロにする作業。
細かな泥の粒子が、田んぼの底の小さな穴や
ひび割れをふさいでくれる。
それを機械じゃなくて足でします。
仲間たちの足も借りて、青空の下で
みんなでおしゃべりしながら踏み踏み。
泥遊びのようで楽しいし、
足の裏の、普段は刺激されない
土踏まずも土に踏み返されるから
足裏マッサージみたいになって
からだがポカポカになる。
こころもポカポカするというか
安心するような感じになるのは、
みんなと協力しながら何かを成すという
確かな連帯感からか。