夏休みの自由研究

 

高尾山夏休みの自由研究

 

夏休み親子ガイドをした女の子がつくった
自由研究を見させてもらいました。

大きな画用紙いっぱいに山の絵があって、
いろいろな自然のエピソードが書き込まれている。

別の紙には絵にふられた番号の植物などの
写真が貼られて、感想も書いてあった。

Aちゃん
わたしは山にのぼっているとき
ふだんはきにしていないところをきにしていると、
いろいろな植物や動物にめぐり合うことができました。
ガイドの人にいろいろな話をきいて
高尾山の自然と生き物がすべてつながって生きている
ことを知り、おどろきました。これからもっと自然を
大切に守っていかなければならないなと思いました。

Yちゃん
高尾山にはこんなに植物や自然やいきものがいるなんて
思いませんでした。
ガイドの人に話をきいて自然の中にあるものが薬に
なったり油になったり食物になったりすることを知り、
なにもなくても森で生きていけそうな気がしました。
これからも自然を大切にしていきたいです。

驚いた。
暑い夏の1日、彼女たちは自然の中で
ただ無邪気に遊んでいただけに見えたし、

ぼくも「知識」とか「道徳」という
「勉強」っぽい感じじゃなく、
笑って一緒に山を案内していただけなのに

生き物たちがつながって、関係性を持って共生していること。
薬や食べ物など、かつては人間ともつながりがあったこと。
自然を大切にしようよ、ということ。

言葉で伝えなかったことなのに、
なぜか伝わっていた。うれしい。

また、他の季節にも
彼女たちと一緒に歩く日があるといいなあ。

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

収穫かご

次の記事

タマアジサイ