きのこ採り
山梨県の八ヶ岳の麓に住んでいる母の家へ
一泊してきました。
泊まった翌朝、母の家の横のカラマツ林で
シーズン最終盤のきのこ採りをしました。
採ったきのこは「ハナイグチ」という
カラマツと共生して生えるきのこ。
あのマツタケも松林に生えますが
ハナイグチも香りがよくてとても美味しいきのこです。
このきのこは、うどんや鍋などの汁物にしてもいいし
茹でて甘酢おろしとの和え物なんかも美味しいですが
今回は持ち帰って友人夫妻宅へお土産に持っていって
とりもも肉とホイル焼きにしてみました。
味付けとしてさっと塩コショウしただけなのに、
バターを入れたかのような濃厚な旨味が出て
とりの脂をきのこがふくみ
きのこの香りをとり肉がまとって
そこにうちで採れたゆずを絞って。
道の駅で見たらこれで3000円くらいの天然きのこが
美味しい!止まらない!とあっという間に
無くなってしました。
山菜をはじめ食べられる野草はたくさん知っていて
春から夏まで採って味わっていますが
(裏高尾食堂あめとつちさんとの野草摘みコラボイベント、
とても好評なので来年は開催を増やします)
きのこも美味しいし探すのも楽しいので
来年はきのこも覚えようと思いました。
近所に住む仲のいい友人に
きのこに詳しい人がいて
誘われて奥多摩へきのこ採りに
行ったことがあるので
来年彼と奥多摩へ通って
いろいろなきのこを教えてもらおう。
秋はクルミやムカゴが採れるけれど
きのこも覚えれば、冬以外の季節を
野菜の栽培と、自然の恵みの採集で
楽しく美味しく暮らせそうです。
高尾山は国立公園なのできのこ採集はNGですが
リトリートで散策する高尾山北側には
実はさまざまなきのこがたくさん出ます。
採ることはできなくても観察はできるので
食べられるきのこの知識を参加される方とシェアして
いけたらと考えています。