マタタビの実
8月の、時々しとしとと雨の降る日に
マタタビの実を採りに行ってきました。
晴れた日にする畑や田んぼの作業もあれば
雨の日に適した仕事もあって
山に入る仕事は雨の日の方がいいです。
特に夏の山仕事で気をつけないといけないのが
スズメバチ。
毎年これに刺されて30人ほどが亡くなっています。
雨の日は、羽が濡れてしまうのを嫌がってか
ハチは飛びません。なので雨の日は安全。
マタタビはつる性なので、高い所にあって
実に手が届かないことが多いのですが
前から目をつけていた大きなマタタビの樹は
実が採りやすそうでした。
行ってみると、ちょうど採りごろの
大きな実がたくさんなっていました。
普通のマタタビの実が2cm弱くらい、
この樹のマタタビはその倍以上の大きさです。
500g以上採れたので、マタタビ酒と
マタタビのはちみつ漬けを仕込みました。
焼酎やはちみつに漬けることで
マタタビのエッセンスを時間をかけて
抽出します。
できあがったら薄めて飲むのですが、
かなり効果の高い疲労回復ドリンクになります。
1日山を歩いたりして疲れているときに飲むと
一瞬でからだがすっきりし、疲れが消えます。
マタタビの実は食べることもできて
昔、旅人がこの実をひとつ食べたら
たちどころに疲労回復して、
また旅(またたび)ができたことから
マタタビという名がついたという説も。
自家製ユン○ル?の完成が楽しみです。