大根の間引き菜
夏野菜がほぼ終わり、
秋冬野菜を育てている今の時期の
大切な野菜がこの大根の間引き菜。
1か所に4~5粒まいた大根の種が
芽を出し育ち、その中で育ちの良いもの、
根がまっすぐそうなもの(葉が放射状に
きれいに広がっているもの)を残して
あとの株を引き抜いて1か所1本にしていく、
その作業の副産物のようなものが間引き菜。
無肥料で育てているので葉色が薄くきれい。
これも十分おいしく食べられるし
葉の部分は、大きく育った大根葉よりも
やわらかくておいしいくらい。
味噌汁の具にしたり、厚揚げと煮てみたり
えぐみもほとんどないので生でもおいしい。
根の部分もだんだんと大きくなってくるので
そのミニ大根も楽しみ。
春には野草や山菜を、
秋には大根の間引き菜など、
季節をつなぐ「間の食べ物」も
その季節のうれしい食の主役です。